つぶやき部長は「命」の大切さにふれた!!

投稿日時 2009-9-29 11:01:42 | トピック:  日々の出来事

 「命」って本当に大切ですよ。そして、更に非常にもろいですよ。はかないものですよ。さて、こんなに申し上げるというのも、実は先日横浜の産業貿易ホールで開催されていた「私の中で生きているあなた」という催し物に行ってきました。たまたまネットに出ていて入場無料とあったので横浜の関内駅から歩いて行ってみたのでした。

 さて、この催し物って何なのかって言いますと、愛する者を失くした50人の遺族と題して様々な理由で自ら命を絶っていった人の遺書や家族の手記を実名を公表して展示している催し物だったのです。ここに行く途中も人身事故で列車が遅れてるって電車の運行状況が出ていたりしましたが、人間って高性能ではあるがもろく、多少の病気にも医学的に処置を行なわないとすぐに死んでしまう生物であると私は考えます。イモリやミミズなどのように切れた尻尾や手や足がまた生えてくるなんてありませんし、自然治癒力だって余程軽い病気ではないと死に到ってしまうのです。

 しかし、ここで実際に公表されてる人達はそんなことよりもうこれ以上今の環境、精神状態に耐え切れない苦しみから、投身、縊死されている方達で、どこか精神的に躁鬱の状態に支配され、理性でコントロール出来ない状態になてしまい、遂には身を投じてしまっているようなのです。勿論中には幼い赤子が生まれて、「○○よ、本当に親として申し訳ないことをしてしまって…」などと遺書を家族に残しているので、冷静だとは思いますが、これ以上自分の存在理由がなくなって何をしていても誰かに観られているような錯覚や被害妄想に襲われ支配されてるみたいなのです。誠意のある方で不満を漏らすことが出来ない人がひとりで抱え込んでしまって命をたつことが多いみたいです。

 今回の催し物で多くの遺族の悲しみや本人の冷静な「死」との対面とその受け入れ、考え方などがよくわかり、二時間くらいこの手記や遺書をくまなく読みました。涙が流れそうになりましたが、私はその時膏思いました。「君たちが出来なかったこと、まだやっていなくて後悔してることいっぱいあるだろうけど、君たちの分までしっかり生きるよ!」って心の中でレクイエムを唱えたのでした。私の心の中では少し生きることに執着がまた生まれた一日でした。引き続きこの催しは全国で行なわれる予定です。11/5〜8 島根県民会館  12/9〜12鹿児島県民文化センター


■ 日本全国地域情報♪ 〜 Town Information in Japan タウンインフォ.jpにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.towninfo.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.towninfo.jp/article.php?storyid=701