第122代　明治（めいじ）天皇

嘉永（かえい）5年（1852）生まれ
明治（めいじ）45年（1912）没　61歳

父は　孝明（こうめい）天皇
母は　中山慶子

天皇は孝明天皇の第2皇子として生まれ、
幼名は祐宮（さちのみや）
9歳で皇太子（睦仁親王むつひとしんのう）と名のり。

1866年12月孝明天皇が亡くなり翌年1月践祚（せんそ）して親王は16歳天皇となつたのです。

同じ年の10月に、
第15代　将軍徳川慶喜（とくがわよしのぶ）が
大政奉還（たいせいほうかん）

江戸幕府が薩長（さっちょう）の武力に負けて、
徳川慶喜将軍は天皇に政権を返したのです。

1868年旧幕府軍と新政府との戦い、
鳥羽（とば）伏見の戦い（戊辰ぼしん戦争）に突入したのです。

旧幕府が敗れて、
年号を明治と改め、江戸も東京と改められたのです。
1969年3月、天皇は京都から東京（江戸城）に移ったのです。

将軍のおひざもとであった江戸は天皇の都となったのです、
そうして政府は、
1871年明治4年に、
全国の藩を辞止めて都府県としたのです。

旧藩主を東京集めて、
これに代わって中央の役人を府や県の知事に任命したのです。

初めは東京、大阪、京都の三府と302県でありましたが、
後に三府と72県にまとめられたのです、
これを廃藩置県（はいはんちけん）といいます。

幕府が滅んで4年半で政府の命令は全国にいきわったそうです。