源頼朝（みなもしのよりとも）の先祖は、
桓武（かんむ）天皇の次男で後の、第52代　嵯峨（さが）天皇です。

嵯峨天皇には妃（きさき）が30人で、生まれた子供が50人でした、
そうして32人の子供が源朝臣（みなもとあそん）与え、
賜姓源氏（しせいげんじ）の始まりなのです。

賜姓源氏のうち、武士となったのは、
第56代　清和（せいわ）天皇の子孫が多い記されていました。

清和天皇の6番め皇子の六孫王（ろくそんのおう）子供の、
源経基（みなもとのつねもと）は938年、上総国（かずさのくに）で
平将門（たいらのまさかど）従弟の戦いの仲裁して一度は治まったのですが、
再び平貞盛（たいらのざたもり）が将門を攻め滅ぼしたのです。

源経基（みなもとのつねもと）満仲（みつなか）頼信（よりのぶ）
頼義（よりよし）と義家（よしいえ）は、
1051年　朝廷（ちょうてい）に逆らう奥州の阿倍氏を攻め滅ぼしたのです。

父の頼義が亡くなり白河上皇（しらかわじょうこう）と恩賞（荘園）の問題で仲が悪くなったのですが、

比叡山の僧兵（そうへい）が朝廷に強訴（ごそう）してきたので、
上皇（じょうこう）は義家に救援を頼み、
義家は再び上皇に仕えるようになったのです。

源義家（みなもとのよしいえ）為義（ためよし）義朝（よしとも）
義朝の子供が頼朝（よりとも）義経（よしつね）なのです。

京の宇治川で義経に殺された源義仲は、
頼朝、義経の従弟になるのです。

頼朝（よりとも）父の義朝（よしとも）は平清盛（たいらのきよもり）とともに、
後白河（ごしらかわてんのう）天皇に仕えていたのですが、

天皇と天皇の兄の崇徳上皇（すとくじようこう）の戦いの後に、
天皇から授かった恩賞（荘園）は平清盛が多く授かったのです。

1159年清盛が熊野詣で京の都を離れた時に、
義朝（よしとも）と藤原信頼が兵を挙げて御所を攻めて、
上皇と御門（みかど）を連れ出し藤原信正を殺したのです。

熊野詣で向う途中、情報を知った清盛は直ぐに都へと戻り、
平家と源氏の戦いが始まったのです。

そうして戦いに敗れた義朝（よしとも）と長男の義平（よしひら）が
逃げましたが追っ手に捕まり殺されたのです。

三男の頼朝（よりとも）は伊豆に流されたのです、
九男の牛若（後の義経よしつね）は、
母の常盤御前（ときわごんぜん）嫁いだ藤原長成（ふじわらのながなり）に7歳まで育てられ、
鞍馬寺（くらまでら）で僧の修行に入ったのです。

そうして勢力が強くなった清盛は後白河法皇（ごしらかわほうおう）を
鳥羽殿（座敷牢）に閉じ込めたのです。

1180年4月　法皇の息子の似仁王（もちひとおう）が全国に平追悼（へいしついとう）の命令を出し、
木曽義仲（源義仲）伊豆の頼朝（よりとも）にも命令が届いたのです、

その後、似仁王（もちひとおう）と源頼政（みなもとのよりまさ）等が
清盛に滅ぼされたのです。


テレビで放映されていない箇所を綴ってみました、
お読み苦しいと存じますがご免下さい。