60年前の今日（1945年昭和20年今日）
アメリカ軍の戦闘爆撃幾（せんとうばくげきき）数百幾が大阪の町に数千発の爆弾を投下して大阪の町々を焼け野原にして。

多くの人は空からの機銃掃射から逃げ迷い、
また地上では燃え盛る炎に前後左右を追われて女、子供また老人が多く
亡くなったのです。

当時私は山奥の国民学校2年でした、
空襲の恐ろしさの経験はないのですが、

でもその山奥にイギリス軍の捕虜400人が、
連行されて銅鉱山で過酷な労働をさせられていたのですが。

私の想い出では、
眼が青く、鼻が高く、背丈も高くその大男の連隊の中を、
小男の日本の憲兵が銃を担いで小走りのように歩いたのが目につきました。

また当時は朝鮮の人々も多く鉱山で働き、その家族の方々も鉱山社宅に
住んでいてその子供たちとも友達でしたが、

終戦後は朝鮮の人たちも本国に帰ったのです、
そうして1950年昭和25年の夏に朝鮮戦争が勃発して時に、
私は心配しました。

朝鮮の友達は南に行ったのか、北に行ったのか其れさえ解らずに友の顔を思い浮かべるだけでした。

60年前の想いでです。


現在はその鉱山も廃坑になりましたが、
その想い出も60年前の私の思い出です。

----------------
弁天池公園と花

年齢は私より多少上のようですね。
1940年生まれだから当時の記憶は貴殿より薄いのですが、炭鉱町で育
ちました。
朝鮮の人の騒動など聞かされた話なども含めて私も覚えています。そ
の場所は多くの人が去った今も、コンクリートの頑丈な橋は当時のま
まです。それに爆発事故など、汗と血と涙の昔は大勢の人々と共に去
り、雪、花、夏、秋。今は穏やかなふるさとです。
町を去って高度成長とともに生活しました。
自分では成長期の空気などで影響を受けたとは感じないのですが、思
い返してみるとやはり、バカ放送局への対応など、逃れられないもの
が有ったようです。人は空気、環境など皮膚感覚で成長するし、その
ようにあるべきだ、とつくづくおもっているところです。宗教など関
係なくね・・・・・。頭の天辺から覚えた人たちは多くの間違いをし
ていると気づいて、今は古里に戻って出版社です。
戦争、その直後は範ちゅうにできないのですが、空気を吸った高度成
長期です。
第一章はインターネットで公開しています。
　　　　QUEST　　高橋 邦嘉　　　05/03/30/02.17/

----------------