７月８日土曜日、曇り
今日もＹ氏と二人での釣行きとなった。
佐賀関小黒の地磯、何時もの場所である。
先週紋タイの30cmを揚げたので今日も何か大きいのをと考えてのことである。
Ｙ氏は第一投目からアジの２０cmを揚げた。
小生は何時もの竿を出してみると、穂先が折れている。
別の竿を使用して、まずブリの餌にするムロアジをゲット
12号の針にムロアジを鼻掛けにして、早速30号の竿で投げるが
船釣り用の竿に軽い重りでは飛びようもない
おまけに潮止まりの様で、仕方なく飛ぶだけ飛ばしてアジ釣りに専念した。
この時期ともなればアジは結構型も良くなって来ている
20cm強が15匹ほど上がった。
Ｙ氏は既に20は超えている模様。
サビキの浮きが沈んだので揚げると、胴調子の２号の竿がかなり曲がり、リールの巻き具合が重い。
水際まで来てガッカリしたのは、ハゲ（カワハギ）である
しかし２号の竿では上げきれず、道糸を引きずり揚げたがかなり大きい
一昨年であったか、この脇の防波堤でも同じくらいのハゲを揚げた記憶がある。
結局今日の狙いのブリは音沙汰なしで、７時過ぎで納竿となった。
帰って図って見ると32センチであった。
早速写真に収めさばいて身を薄作りし、あらは、明日アジの握り鮨にする為吸い物する事にした。
カレイに似てあっさりした身で結構いける魚でもある。
来週は、当社の釣り大会の下見の予定である。

７月１７日月曜日　海の日
８日に関の小黒港脇の地磯で「紋タイ」を上げて、その刺身用ブロックを
分けてあげたが、話を聞きつけたかどうかは知らないが、１４日の金曜日午前中にＯ氏が来た。
沈んだ顔の彼は、仕事上のトラブル解決方法を訪ねに来たもよう。
いろいろと訪ねて、結果を教えると様子が一転して何時ものＯ氏である。
釣りの話や先週の写真を見せたりしている内に、午後から行きたいと言う。
彼は、釣りは余り得意ではなく釣り暦も浅く、しかし好きである。
そのＯ氏と午後から小黒へ出かけて行った。
炎天下の指定席に先客はなく、陣取って竿出しを始めた。
今回もアジ狙いの、あわよくば大物をという考えである。
例によってＯ氏は何でもいい釣れればいいと言う。
日中10ｃｍ程度の小アジばかりで当てが外れていた。
偶に２０ｃｍ程度のアジが何匹かで、これではと思っていると
Ｏ氏がリールを巻き始め、竿がかなりしなって重いという。
アイナメの25ｃｍ程である。
次にまたもや竿がしなり、今度は紋タイで先週小生が上げたものとほぼ同程度。
夕まずめになって、型の良いアジが上がり始めて１時間ほどで止り納竿。
Ｏ氏としては始めての経験と喜び勇んで帰っていった。
本日はＯ氏デーと言う訳である。

釣りの方は２週間ばかりのご無沙汰で、２日の水曜日Y氏といつもの佐賀関へ出かけて行った。
夕方六時に自宅を出て現地へ到着してみると、狭い地磯だけにやはり指定席はなし、
第二指定席も満員で、仕方なく隙間を見つけ入り込んだ。
その場所は、先客がいたらしく足場は魚の死骸、ジャンボの残り、等に水が溜まり腐っていた。
おまけに弁当の食べかす、空き缶空き瓶ビニール袋などそのままで見るからに汚して帰った跡が明らかである。
釣りをする以上、後片付けはキチンとして帰る最低限のマナーは守ってほしいものだ。
それが出来ない者は、波止場や磯での釣りをする資格はないと言いたい。
当日この場所でのありさまを、小生は初めて見た気がする。
これまではこんな事は殆ど見られなかった。おそらく始めての釣り客ではないかと思われる。

竿出しする前に水を汲み、周囲を洗い流しては見たが、干からびて焼け付いているためなかなか落ちない。
清掃に苦労したのが実感である。
しかし、これも小生がこの場で書いた為、小黒の地磯への釣り客が増え、マナーを心がけない者も来るようになったのではと、少し反省もしている。

前置きはさておいて、最近日中が極端に熱いので、魚は深みへ行っているのではという懸念もあり、
釣り可の方は余り良くなく、22〜23cm程度のアジが15匹ほどであった。
時間も４時間程度では有ったが、夕まずめの良い時間を入れての事だけに結果はいい方ではない。
イカも通常であれば良い方なのだが、回りも殆ど釣れてなさそうである。
盆過ぎから９月になるのを心待ちしたくなった。

前回８月９日午後４時ころ、１人で佐賀関へ出かけて行った
結果は今までになく型、数共に最高であった
25cm程度まで大きくなっていて、２３時２０分までで60匹ほど上がった
次の日の朝早く田舎へ墓掃除に行ったので、全て土産に持ち帰り
１０匹ほど刺身にして後は、リュウキュウや一夜干しにするよう薦めて
掃除後の一杯は格別で皆喜んでいた。

お盆間は釣りが出来ないし、盆明けの台風でまたまたお預けを食った所為で
Ｙ氏はしょんぼりした様子で電話をして来たのが１９日の午前中
朝から雨が降ったり止んだりの繰り返しだったので、今日は無理だろうと言って先に延ばす事にした。
電話を切って考えてみると、Ｙ氏はよほど行きたかったのであろう
可愛そうになって３時頃からでも行こうかと電話すると、子供みたいに喜んだ。
用意して出かけて五分もしない内に土砂降りになったが、Ｙ氏宅まで行き休憩
３０分程で雨は止み、一路佐賀関へ
現地は降った様子が見られないで、太陽が一杯の焼け付く熱さ
Ｙ氏にとっては久し振りの釣りとあって、指定席で竿出しする
夕まずめになって良型が上がり始め、今回も２３時までで１人50匹は
ありそうで納竿した

次の朝刺身と握り鮨用にして、残りを背開きで塩をたっぷりして干した。
その日の夕食は当然アジ鮨である。
家族４人で３０個ほどをぺろりとたいらげてしまった。
次回は九月になってからの様である。

８月２日釣り仲間から、３日の約束が行けなくなったと言うことで、Ｙ氏と二人で関へ
現地は接客一組のみで指定席は空いていた。
たが行ってビックリ、ジュウスの空き缶・ソーセージを剥いた赤いビニールの皮・プラスティックの弁当の殻その他ビニール袋・缶瓶などが散乱していた。
おまけにジャンボが溜まり水で腐り、ひどい臭いが絶ち込めていた。
二人でゴミ拾いをし、海水を汲んで洗い流す事１０分
やっと釣りが出来る状態になった。

釣りをするのは良いが、自分だけではない多数の釣り人が利用する場所なので、後を綺麗にして帰るくらいの心がけをもって釣りをして欲しいものである。
それが出来ない者は釣りをする資格なしと言いたい。

少なくとも我々は納竿時、海水で流して帰るよう心がけている。
自分等が出したゴミはビニール袋に入れ持って帰るようにしている。
帰りの荷物にはなるが、それが常識であろう。

最近では地元人だけではなく、県内一円からやってくるようになって特に汚れて来たように感じる昨今に残念でならない。

ちなみに、いつまでもこの様な状態が続けば、漁港側で立ち入り禁止にされる可能性がある。
そうなれば、絶好の釣り場である楽しみが無くなり、新たな釣り場を探さなければならない、大変である。

津久見のある港では、あまりにも釣り人が汚して帰るので、漁村内では釣り禁止になった。
そうならないよう趣味人皆で心がけたい。

九月１５日社の会員に工事の説明をした。
終わると会員は先日佐伯の瀬渡しで磯に行きタイを上げたと言う。
携帯の写真を見ると確かに大物である
横にして抱いている姿は５０〜６０cm程もある大物だ
それを見て沖磯にも行って見たくなった

翌１６日Ｙ氏から電話で、今週は台風が来ているし仕事の関係で
釣りは行けないと言う連絡
それと、９月２日（前回の８月２日は月の間違い）のアジは
帰って数えたら１００匹以上あったと言う
隣り近所から友人にまで分けたそうである

料理が大変だけに正解である。

昨日９月２５日、当社協力業者の社長が打ち合わせで訪れた。
彼も釣りきちと言われるほど好きな方で、
前日の日曜日津久見の竈から刀自ケ浦方面を視察方々回って見たと言う。
各釣り場では数少ない釣り人がいて、聞き取り調査まがいの情報を教えてくれた。
アジはかなり大きくなっているが、数が上がらない。
クロはコッパグロ程度でまだ早いようである。
モイカも少し早いようである。
イサキは姿を見ない。
簡単だが以上の情報で、南部方面の様子が大方つかめた。
この情報を元に、これからの釣り計画が建てやすくなった。

９月３０日　土曜日

今日は小学校の運動会
午前中仕事の打ち合わせが入っていたので、
会場へは弁当を食べだけにへ行った。
午後から別の工事現場の打ち合わせがあり、
終わって３時頃からＹ氏と関の地磯へ。
指定席は先客がいて、足場の悪い場所に決定。

狙いはアジ
一投目から１２〜１３cmのゼンゴがサビキにずらりと、掛かって上がって来た。
その後型は同じで仕方なく夜を待つ事にした。
暫くして当社の工事関係のＨ氏がやって来た。
３人での竿出しが始まったが、思うような型は上がらない。
ビールと酒を持参していたので、一杯やりながら水面を見ていた。
ふと見ると水際から２〜３ｍ付近にゼンゴがいっぱい。
Ｙ氏は其処へサビキを投入すると、同じ型のゼンゴが上がった。
小生も、と延べ竿形式でサビキを投入したと同時に竿を伝う魚信は、小さいながらも心地よい。
南蛮漬け用とアジ鮨用が結構とれた。

夕まずめも期待はずれだったが、９時頃になって２３ｃｍ程度が上がり始めたが長続きしない。
結局６０匹程度の中で、刺身に出来るものは１０匹ほどで、今回は期待はずれに終わった。

大きくなって沖へ出たのと、小アジが戻ってきた入れ替わりの時期かと思われる。

１０月８日　日曜日
午後１時半頃関の地磯に到着して、竿出しの用意をし一服
大潮のため、磯はかなり岩が露出していた
早速岩場へ行って見ると、岩の隅にトコブシに似た貝が付いている
名前は良く分らないが、Ｙ氏が言うには美味しいとのこと
車からドライバーとビニール袋を取り出し、剥ぎ取る事３０分
物は小さいが直径３cmから大きいもので５cm程度
捜せば結構あるものでかなりの量取れた

その後釣り始めたが、アジは小さく藻イカはまだ小さすぎ
夕方一度だけ浮きが勢い良く沈んで、竿が９０度以上のしなり
ヤズが来たと思いゆっくりやり取りしてリールを巻こうと思っていたら
急に軽くなって上げて見ると、サビキの針が折れていた
サビキを食ったアジに来たのであろうがヤズでは当然であろう
夜になって型は良くなっては来たが、せいぜい２３cm程度まで

帰って大きいのを３匹刺身で一杯
翌朝トコブシに似た貝を軽く茹でて、
外れた身だけを甘辛く煮付けると、結構美味しく酒のツマにもなる。

１０月１５日日曜日
午後Ｙ氏と関へ
２時頃到着して指定席にセットしたが１時間近く浮きに変化なし
一杯やって時間待ちでもとＹ氏と缶ビールを煽る
地元の漁師であろうかお年よりが来て、聞く所によると
ここ何日かは水揚げが少なく漁にならないとの事
やはり台風の影響か風、うねり共に強く魚も沖の深いところへ
行っているのであろう

夕まずめになってやっと浮きに変化が見られ始めたが
ゼンゴばかり、やっと釣れたゼンゴを着けて藻イカ狙いだが
これまた上げて見ると、かじってもいない
７時過ぎになって２０ｃｍ程度のアジが４〜５匹
その後全く動きなし、結局８時で切り上げた

藻イカもヤズも空振りで、アジが中小合わせて２０匹程度
今日は早い帰りで刺身にして一杯
時間が早かった所為か、アジの切り身は身が絞まっていて
硬く美味しい、２０ｃｍ程度でも結構良い刺身が出来た

秋口になり、そろそろアジも終わりの様である
これから藻イカ、クロの季節に入って行く