昨日白い巨塔が最終回でした。
なかなか面白かったドラマだと思います。
私は現在がん細胞が体の中にあるがん患者ですが、財前五郎の言い分を支持しています。
医者の判断が間違いか否かを結果論で討論するのはどうかと思います。
ドラマなのでなぜ手術を急いだかの理由を知ってしまっているのでこの辺は問題ですが、基本的には医者は患者に対し積極的に意見を言うべきです。
医者がどうしましょとかあなたにお任せしますとかを言い出すと患者としては不安ではないでしょうか。
医者は傲慢では困りますが少し強引なほうがかえって患者に安心感を与えるのではないでしょうか。
だれもが最初はどんな仕事でも素人です。
経験を重ねるうちにプロとしての技術や経験を積んで行くのではないでしょうか。
ミスは確かに命を預かる者としては問題は有りますが、そのミスを鬼の首を取ったように書き立てるマスコミにも問題が大いに有ります。
医者は患者を生かす為、社会復帰に有利なようにリスクの少ない方法での手術を行なおうとします。
患者方ももリスクの少ない方法での手術を希望しますが社会復帰の度合いを考えた場合多少リスクのある手術も選びます。
しかし、医者が失敗を恐れリスクの高い手術を拒んだ場合患者はどう感じるでしょうか。
この医者は技術的に大丈夫だろうかと疑うのではないでしょうか。
医者の技術力に問題があるのであれば仕方有りませんが、全ての医者が前例がないからとか危険だからとか言い出しリスクのある手術をしなくなれば医学の発展はものすごくスローなものになるでしょう。
医者は患者が育てるものだと私は思っています。
実験材料にはなりたくはないですが。＾「＾

最後に中年のみなさんへ
会社などで行なう健康診断で癌が見つかった場合は死ぬときだと思ってください。
出来るだけ人間ドックに行って検査しましょう。
レントゲンでは見えない腫瘍はＣＴスキャンで発見する事が出来ます。
私の場合レントゲンでは発見できませんでしたが、ＣＴスキャンで取ればゴルフボール大の腫瘍がはっきりと写りました。