年明けから御免なさい。

我々、道徳を重んじた教育を受けて来た老人にはどうしても理解出来ないのですが。

私は昭和17年、国民学校に入学しました、
当時はまだ、太平洋戦争で日本が真珠湾攻撃以来勝ち戦さの頃でした。

私達は当時教えられた言葉は、
父の恩は山よりも高し、母の恩は海よりも深し。
そうしてもっとも尊い人は、学校の先生であり、お寺のお坊さん、巡査(現の警察官)と教わりました。

でも、日本は資源不足の為に大国米国(アメリカ)に攻め返されて、日本の大都市は空からのB29の爆撃や爆弾投下・そうして沿岸地方の漁村は遠海からの艦砲射撃を受け。

そうして、長崎、広島に原子爆弾を投下されて、
子供から大人まで数が数え切れない程の死んだのです。

都会では家や両親を失い浮浪者となった子供たちが食べ物を探しながら見ず知らず子供同士が助け合って生きていた頃には子供のいじめ等は無かった思います。

戦後、私達は中学時代にPTAというのが出来ました、
でもその頃のPTAの役員さんは、
一歩控えて学校内でも先生の指示に従っていたと感じています。

でも現在のPTAの皆さんは、先生方を監督している感じです、
200年前に例えれば。

生徒が庄屋の子供で先生は小作人といった感じでなりません、
また、道徳を教える人がいない頃。

子供が親を殺したり、親が我が子を殺したり、また殺した肉親をバラバラ切り裂くこくなど。

昆虫にも劣る感じます、
犬、猫も同じですが畠にいる昆虫でも人間を見ると子供を護る姿勢はよく解ります。

多分、私達が黄泉の世界に行く頃には日本国は廃棄していると感じるこの頃です。

親も、教育者も道徳を子供に厳しく教えては如何ですか。

昔のように親の恩・師の恩を子供たちに教える人物が少なくなったのはかなしいですね。