プロジェクトシティーセンターに匹敵するプロジェクト誕生？
　
　ラスベガス市長自ら計画に携わっているラスベガスダウンタウン(市街地)再開発計画（砂漠の宝石）については前回のニュースレターでお話しましたが、今回新たに再開発計画が発表。その名もプロジェクトニオンライト (Project Neon Lights)! このプロジェクトの開発計画地は、Charleston Blvd.とWyoming Ave.とMain St. とラスベガスを南北に走る線路で囲まれた台形地区で合計70エーカーの敷地面積となる予定。現時点では開発計画地区として販売する方向で米国内外２，０００件の潜在投資家に宣伝交渉中。
　この開発計画が現実化されるとラスベガスストリップとラスベガス市長の市街地再開発計画地（砂漠の宝石）を一直線に結ぶ開発となり、ストリップからダウンタウンへ更なる観光客数が見込める。
　ラスベガス市街地再開発計画は、61エーカーの敷地に住居用ハイライズコンド、商業用施設、アルツハイマー研究リハビリ医療施設を含む複合開発となっている。プロジェクトニオンライト (Project Neon Lights) の建設計画についてはまだ定かではないが、市街地再開発同様にカジノやハイライズコンドや商業施設を含む複合開発になると考えられる。プロジェクトニオンライト開発計画は、敷地面積規模からみると現在６６エーカーの敷地に$7Billion の予算をつぎ込んで開発進行中のプロジェクトシティーセンターよりも更に大規模となる。
　プロジェクトニオンライト開発計画の現在の焦点は、敷地一区画当たりの販売額で、現時点ではダウンタウン１エーカー販売価格を基準として１エーカー当たり $7〜１０Million 程度と考えられているが、今後ストリップ開発が北部に進むにつれて販売価格を絞り込むことが可能になると考えられる。昨年、Harrah’s Entertainment がImperial Palace(総敷地面積18エーカー)を１エーカー当たり$20 Million で購入、更にColumbia Sussex Corp. が Tropicana (総敷地面積34エーカー)の親会社Aztar Corp.を１エーカー当たり $25Millionで売却交渉進行中となっている。

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