８月も最終日を迎え、国政を担う衆議院総選挙も終わり、私は秋葉原での最後の仕事が昨日終わり、ほっとした所です。今回の選挙で議席を伸ばした民主党と惨敗した自民党の明暗ははっきり出ましたね。

　結論からいうと前に申し上げていた通りなんですが、いわゆる参政権のある低所得者（昔は良かったのに不景気のあおりを受けて賃金が下がった人を含む）が投票する意識が高まったことが今回の大きな躍動を生みました。例えば前回の郵政改革選挙も今回の政権選択選挙も自分自身絶対コレだけは投票しておこうと思いましたからね。

　私は大きくはわかりませんが投票人口のうち今回の不景気に影響を受けて選挙に投票しようとした人は国民の７割くらいのぼっていたと思いますよ。そのうち今までの政権の政党にもううんざりだと感じた人がとにかく自民以外ならココならもしかしたら頑張ってくれて私達の生活を豊かにしてくれるかもしれないって思わせた民主党に一票投じたのでしょう。勿論自民党に恩恵を受けてる企業さんもあるでしょうが、恐らく参政権を持つ票は今回の選挙は末端国民の生活を少しでも改善するのはどっちだろうかを選択する選挙だったのです。

　私はコレに関してはずいぶん前にあった小泉首相官邸メールで政府にもメールしていたので恐らく当時の「小泉メール」の編集をしていた世継議員などはご存知だったと思うのですが、以降安倍・福田・麻生となった時はメール解約してるのであの時点で早々に分かっていた議員さんは今回の選挙にも自民としても当選していたかもしれませんね。コレで少しは今までのどんよりした国の流れよりは民主の長妻議員のように国の無駄遣いをどんどん切り込んで解決に向かわせるのか？私達低所得者が所得も少し増えて税金や年金などを納めることが出来るのか否かは鳩山内閣の手腕の見せ所でもあります。

　ただし、自民の議員にとっては逆にこの時期に政権とっても地獄なので暗に英気を養えるチャンスなのかもしれないですね。本当はこの先４年間が誰もが受け持ちたくなかった暗黒の最悪経済政権の時期なのかもしれない。誰もが上手く解決できない問題に必ず責任を取らされて、その都度政権や議員や首相や大臣がコロコロ変わるのか？それとも民主はカルロス・ゴーンのように沈没船日本を見事Ｖ字回復させるのか？壮大な誰もが想像できないようなストーリーが今始まったばかりです。こうご期待です！！！