皆さんはコンピュータウイルス対策をきちんとしておられるでしょうか?
ここ数ヶ月の間、towninfo.jp のメールアドレスにもコンピュータウイルスを添付したメールが多数送られてくるようになってしまいました。
今回は Windows ユーザを対象として、私なりに対策のポイントをまとめてみましたので、是非ご参考下さい。
まず、大前提として、Windows Update は、こまめにチェックするようにしましょう。
コンピュータウイルスは、ソフトウェアの欠陥を突いてきます。マイクロソフトはソフトウェアの欠陥が見つかる度に修正プログラムを上記の Windows Update で公開しています。Windows Update の修正プログラムをインストールしていなければ、知らない間にコンピュータウイルスに感染していた、ということにもなりかねません。
Windows XP には、自動的に重要な更新を確認してくれる機能がついていますので、それを利用するといいかもしれません。
インターネット接続回線が太くない(回線速度が遅い)方は、マイクロソフトから Windows Update CD を郵送してもらうといいでしょう。この記事を書いている現在では、無償で郵送してくれます。
次に、ファイルが添付されたメールには気をつけましょう。
最近のコンピュータウイルスはメールにコンピュータウイルスを実行させるソフトウェアを添付して送りつけてきます。
「おめでとうございます!あなたに100万円が当選しました!当選金の受け取り方法は添付ファイルをご覧下さい」などと甘い文句がメールの本文に記述されていても、添付ファイルを開く時は細心の注意を払いましょう。
また、送り主のメールアドレスが知人のメールアドレスであっても、信用してはいけません。最近のコンピュータウイルスは、平気で送り主を詐称して(ウソついて)メールを送信してきます。
ファイルが添付されたメールは開かないようにするのも、一つの対策方法です。
Outlook Express をお使いの方は、ウイルスの可能性があるファイルを開かないように設定することもできますので、ファイルが添付されたメールを受信する必要がない人は、このように設定するのがいいかもしれません。
そして、ファイル共有ソフト(WinMX、 Winnyなど)を利用には気をつけましょう。
ダウンロードしたファイルの中にコンピュータウイルスが含まれている場合があるそうです。
「〜.lzh」という圧縮されたファイルをダウンロードして解凍すると、アイコンが Windows 標準のフォルダと全く同じで「〜.exe」という名前のコンピュータウイルスの実行ソフトウェアが含まれていて、ユーザはそのアイコンをフォルダと勘違いしてダブルクリックしてしまい、コンピュータウイルスのソフトウェアが実行されてしまう、ということが頻発しているようです。
心当たりのある方、ご注意下さい。
コンピュータウイルスに感染してしまうと、他のインターネットユーザに迷惑をかけるだけでなく、皆さんのパソコン内に保存されている大切なデータ(住所録、パソコン画面のスクリーンショット、写真、メールの本文、ExcelやWord等の文書など)が外部にばらまかれてしまうという危険性もあります。
決して他人事だとは思わず、今一度、ご自身のウイルス対策について点検下さい。
尚、自分のパソコンがコンピュータウイルスに感染しているかどうかは、トレンドマイクロ ウイルスバスターオンラインスキャンを使えば無償で確認できます。
感染が確認された場合は、コンピュータウイルス対策ソフトを購入してコンピュータウイルスを駆除するか、パソコン内のハードディスクを全てフォーマットして Windows OS からリカバリしてください。
最後に、コンピュータウイルスに感染したパソコンをインターネットに接続し続けることは、他のインターネットユーザにとって非常に迷惑です。今すぐ、コンピュータウイルス対策を!
参考リンク
・Y!ニュース - PCウイルス
・Microsoft Security
・ネットワークアソシエイツ セキュリティ情報
・情報処理推進機構 セキュリティセンター